橋梁塗装・塗替えの基礎知識。工程・塗装系・発注で押さえておきたいポイント
2026-06-11
橋梁や歩道橋は鋼でできているため、塗装は「見た目」ではなく「サビから橋を守り、寿命を延ばす」ための防食です。
塗膜が劣化すれば鋼材が腐食し、構造の安全に直結します。
本記事では、橋梁塗装・塗替えの基本工程と、発注の際に知っておきたいポイントを、橋梁・歩道橋の一貫施行を手がけるカイシン工業が解説します。
なぜ橋梁塗装が重要なのか
鋼橋は屋外で常に雨・紫外線・塩分にさらされ、塗膜は少しずつ劣化します。塗膜が機能を失うと鋼材が直接腐食し、断面が減って耐荷力が落ちる——つまり橋の安全性そのものに関わります。だからこそ、適切なタイミングでの塗替えが欠かせません。
こんなサインは塗替えの検討時期
· ・塗膜の色あせ・チョーキング(粉が出る)
· ・ひび割れ・膨れ・はがれ
· ・ 赤サビの発生、鋼材の露出
· ・ 過去の塗装から年数が経過している
橋梁塗装の基本工程
①足場・養生
作業足場を組み、塗料やブラスト材が周囲・河川へ飛散しないよう養生します。
②素地調整(ケレン・ブラスト)
旧塗膜やサビを除去し、鋼材の表面を塗装に適した状態に整えます。新設や高い耐久性が必要な塗替えでは、ブラスト工法で素地を均一に仕上げます。旧塗膜に鉛などの有害物質を含む場合は、飛散を防ぎながら確実に除去する必要があります。
③塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
防食の核となる工程です。下塗りでサビを抑え、中塗り・上塗りで耐久性と色を確保します。長期耐久を求める環境では重防食仕様が採用されます。
④検査・記録
膜厚や仕上がりを検査し、施工記録を残します。公共工事では仕様に沿った品質管理が求められます。
橋梁塗装でよく使われる塗装系
· 一般塗装系:標準的な環境向け。
· 重防食塗装系:塩害地域や長期耐久が必要な環境向け。下地調整の基準も高くなります。
· 弱溶剤・水性系:環境配慮や作業条件に応じて選定。
どの塗装系が適切かは、橋の立地・環境・要求される耐用年数によって変わります。
発注で押さえておきたいポイント
· ①下地処理から塗装まで一貫しているか:素地調整と塗装を分けると品質責任があいまいになります。一貫施行なら工程をまたいだ品質管理が可能です。
· ②鉛含有塗膜への対応力:古い橋ほど鉛含有塗料が使われている場合があり、安全な除去・処理の体制が必要です。
· ③実績と設備:公共・自治体案件の経験や、ブラスト・塗装の保有設備は品質の裏づけになります。
まとめ
橋梁塗装は橋の安全と寿命を守る重要な防食です。品質は下地処理で大きく左右されるため、ブラストによる素地調整から塗装までを一貫で任せられる体制が理想です。
カイシン工業は岡山・倉敷を拠点に、橋梁・歩道橋の下地処理から塗装まで一貫施行。鉛含有塗膜の除去にも対応し、国や自治体の橋梁補修にも携わってきました。
さらに「ワンストップサービス」にて、ブラストによる素地調整から塗装までをカイシン工業がワンストップで施工する新体制を整えています。
この新体制によって、コストは従来比60%オフ。
鉄骨・配管の塗装・ブラストのコストを下げたい業者様、ぜひ一度お問い合わせください。